こんにちは、なまず大家です。
競売やってるみなさんは、執行官室の塩対応にはすでになれている思われますｗｗ
先日入札した某地裁の執行官室から電話連絡もらって、助けられたのでその事をblogにしてみますね。
執行官室はそもそも何故塩対応なのか？
前置きしておきますが、個人の感想と偏見がはいっています。
なかには気さくに教えてくれたりする担当もいらっしゃいます。が、私個人の感想としては概ね塩対応で極端に必要以上のコミュニケーションや会話を意図的にシャットアウトしている感じを受けています。
『裁判所だから職員全般の対応がそうなんじゃね？』
とのご指摘を受けそうですが、落札後の売却に関する部門は概ねかなり友好的になる印象をもっています。
私個人としては、好印象しかありません。とりわけ今まで塩対応されていた反動で人の温かみを感じた感覚ですねｗｗ。競売始めたばかりの頃に遭遇した対応からちょっとトラウマになってるんですよね。
察するに、彼らの入札に対する立ち位置が関係していると考えています。
執行官室の立場は、開札前で誰に対しても公平な立場で接しなければいけない。余計なおしゃべりやコミュニケーションを通じて、万が一でも有利な情報が伝わっては公平さが失われる。それを保つには「余計な質問には答えない」「一律なマニュアルどおりの対応をする」「気さくに接する事で何か親しい間柄なのでは？と疑念をもたれないようにする」等の忖度が働き、どうしてもロボット的な塩対応になってしまってると拝察します。
一方売却部門では、すでに『最高価買受人』になっておりいわば関係者になっています。担当もサラリーマンですから、山のようにある仕事を穏便に早く処理するために協力的になってくれている。
こんな感じで、入札前と入札後の自分の立場の違いが対応に表れてるとかんがえています。
これいつも気になっているので、今後は執行官の人にどんどん絡んでいって仲良くなれるか試してみたいですｗｗ
入札後、執行官室から電話が
そんな冷血ロボット（個人のイメージ）の執行官室ですが、前回入札した翌々日に電話をもらいました。
『え？なんで執行官室から電話？まさか入札ミスったのか？いやいや、ミスっても彼らがわざわざ通知してくるわけないな・・・』
結論から申し上げますと『入札保証金振込書』の記載ミスに関する確認でした。
入札保証金振込書とは、入札金額記載とは別に用意するもので入札するための保証金（基準価格の２割）に関する書類です。
入札保証金を支払う人のデータ及び、落札できなかった際に裁判所から返金をうける銀行口座情報を記載します。
今回指摘してもらったのは、返金口座の支店名を間違えて「〇〇本店」としてたそうです。』
と被害妄想からあたふたしましたがｗ『売却部門と相談した結果、訂正の上申書をだしていただければ大丈夫です』
と菩薩対応でした！上申書なんて書いたことないので、おどおどしていると
『こちらでひな形を準備してFAXしますので、そちらの記入の上印鑑を押して郵送ください』
ありがとう執行官室！いままで色々罵っててゴメンネ、って感じでした。
コチラがその上申書です。
コチラを記入して郵送しましたので問題はクリアできました。今回はたまたま、期日一週間も前に入札したので時間的余裕がありました。いつもは2日前に入札するので、その場合どうなったかは不明です。
入札保証金振込書のミスなら毎回助けてくれるのか？
良い機会だとおもったので、電話してくれた担当に色々きいてみました。何故か塩対応はされずｗ言葉を濁しながら、雰囲気はつたえてくれました。その言葉尻からなまずが察した内容はコチラ
✅入札保証金振込書については、各裁判所、各担当の判断にもより異なるが今回のようなケースもありえる
✅とはいっても毎回指摘するわけでもなく、失格させる場合もないわけではない
と解釈しました。執行官室の正式見解ではないですが、おそらくこのような運用になっているとおもいました。
実は以前にも助けられた事が一度
以前の入札で入札保証金がらみで助けられた事がありました。
それは落札できなくて返金の際に売却係から電話をもらい、返金に関する口座番号の記載がないと指摘をうけました。
その時は、事務処理レベルなので上申書とか不要で口頭で伝えて処理してくれました。
もしかしたら入札の段階で、担当の目にとまっていたら失格もしくは今回のように上申書を書くパターンになっていたかもしれません。
せっかく時間かけて物件を精査して、入札するんですから今後は記入ミスなんかしないで落ち着いて入札したいです。
今回はここまでです、お付き合いありがとうございました！
