こんにちはなまず大家です。
今回は不動産投資では切っても切れない、「畳」と「平米」についてかいてみます。これが感覚的につかめないと、いろんな計算がうまくいきません。
『坪』『畳』『平米(㎡)』とは
不動産投資やっていても日常生活で坪・畳・平米(㎡)ってよくみかけますよね。基本的なおさらいです。
1畳は0.5坪くらいの大きさで1.62平米(㎡)
1平米(㎡)は1M*1Mの面積の事
換算方法はコチラ!
1畳=0.5坪=1.62㎡
1㎡=約0.3坪=0.64畳
*実は畳の大きさは地方により異なるのでめんどくさいから江戸間の大きさにしました
計算の仕方はこんな感じです。
② △㎡は何坪?➡△*0.303
具体的に問題を解いてみましょう
100坪の土地は何㎡ですか?
100坪÷0.303=330㎡
40㎡の土地は何坪ですか?
40㎡*0.303=約12坪
相続税路線価が㎡あたり15万円の土地があります。60坪だと相続税路線価はいくらになりますか?
60坪÷0.303=198㎡
198㎡*15万=2970万円
あなたがエイ〇ブルに勤めているとします。客が20㎡って大体何畳ですか?と聞いてきた
1㎡は0,64畳なので 20㎡*0.64=約12畳
延床面積300坪の築30年のRCマンションがあります。建物の銀行積算評価を求めなさい。再調達単価は1㎡あたり19万円とします
300坪÷0.303=990㎡
990㎡*19万*(47年ー30年)÷47=約6800万
賃貸する側・投資家が目にする大きさ
賃貸する人がよく目にする数字
賃貸でお住まいの方は経験あるとはおもいますが、賃貸物件の多くは「平米(㎡)」表記が多いです。
1Rや1Kならば18㎡~25㎡くらいで。はやりの1LDKならば35~40㎡といったところでしょうか。ファミリーむけの3LDKとかになると55㎡以上っといった感じです。
20㎡の1Kって聞くとあんまり実感わかないんですが、ちょっと計算すると6坪くらいで、畳12枚分になります。バスやトイレを含めてですよ!なので居室は大体6畳くらいになるのが相場です。
平米といわれてピンとこなかったら、畳何枚分で計算すると実感しやすいです
不動産投資家がよく目にする数字
相続税路線価の計算や、物件の積算評価でよく㎡⇔坪の換算は日常茶飯事で使います。相続税路線価は㎡あたりで評価するのに、土地値はよく坪あたりで表現するから仕方ありませんが、瞬時に計算できるようにしておきたいです。
例えば1Rや1Kの部屋の大きさをみると、建てた人の属性が想像されます。
25㎡~30㎡の1Rや1Kは確実に地主層か仕上がった不動産投資家です。普通の投資家は15㎡~18㎡とか20㎡に満たない数字になります。何故なら、小さくとった方が部屋数が取れるから収入が上がるんです。
大東建託やMDIなら25㎡前後の1K推し、積水やダイワなら40㎡くらいの1LDK推しできます。この辺の大きさは土地をもっている人でないと収支がでないんです。土地から買ってこの大きさでアパートたてても収支が合わない事が多いです。
15㎡でユニットバスの3点セットなんかの物件は、アパートメーカーが利回りがあがるように小さい部屋をバンバンいれて、投資家に売りさばいたんじゃねーかと想像しながら見ちゃいます。もちろん市場によりは小さくてもありですが・・・・。
ちなみに横浜の弘明寺やら上大岡には「木造15㎡ロフト付!」みたいな物件で氾濫してます。典型的なアパート建売業者が仕掛けた物件で、買ってはいけません(まじ)駅徒歩5分県内では賞賛ありですが、売りにでているのは大体駅から13分みたいな中途半端な感じのものになります。
お付き合いありがとうございました!記事の中で「積算評価」や「相続税路線価評価」の話がでましたが、こちらは別記事でまとめたいと思います。
✅1畳って何平米なの?
✅1坪ってどれくらい?
✅畳⇔平米の換算方法
✅不動産投資での使い方